Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

梅雨明け間近!?

あっという間に前回の更新から1か月以上が経過し、また「はてなさん」から「そろそろ近況報告なんてどうでしょう?」とお伺いメールが来てしまった。

ホントすごい機能だな。

さて、、近況報告ねぇ…

前回のブログで本論が一次完成したことを書いたけれど、この一ヶ月で頭とお尻、つまり序論と結論も書いてみて、6月21日のゼミで大枠を発表させてもらった。

指導教員の先生からは、内容に関するコメントは特になく、全文をメールで送るよう言われ、具体的な提出の日程について提案があった。

そして、注や参考文献一覧など細々としたところを手直しし、7月2週目に第一稿が完成!

まだまだ結論のしょぼさや序論と結論の整合性など、気になるところは多々あるのだけれど、とりあえず先生からのフィードバックを待ちつつ、自分でリバイズする日々に入った。

実は現在の受入大学は、10年くらい前にA事件という不祥事があって以来、一人の先生が一度に審査を受け持てるのは4本までという「4本ルール」と、最短でも審査には2か月はかけることという「2か月ルール」ができている。

この「4本ルール」と「2か月ルール」のせいで、審査をお願いする先生がアッパーの4本の博論を審査中だと、空くまで博論提出予定者の方は待たされてしまう。

しかも、みんな最短の2か月で審査を終えられていない、という状況となると、多くの博論提出予定者を抱える当該大学は大渋滞である。

こういうわけで、指導教員からは審査をお願いしたい先生の審査状況を聞き、空いているなら早めにキープしてしまうよう助言を受けた。

まず主査をお願いする現在の受入教員は、7月中旬に1本審査が終わる予定だと言われた(しかし結局9月まで延びた)。

次に院生時代の指導教員は、他の博論提出予定者との兼ね合いもあるけれど、今のところキープ可能。

審査は5人なので、あと3人。

博論のテーマが「シティズンシップ教育」ということで、その分野に明るい2人の先生にはお願いできそう(内1人にはすでに第一稿をみてもらっていてフィードバック待ち)。

残るはあと1人。

お願いしたかった院生時代の研究室の先生には、1本の塩漬け状態の博論、7月受理予定の博論1本、9月に受理予定の博論2本、ということで、審査をお願いする方向で動いてくださったけれど、主査の先生が9月まで無理になったことで、7月受理予定の博論が2か月で審査終了にならないと、審査は難しいとのこと。

「塩漬け状態」とか…具体的な事情は聞いてしまったが、いろんな意味で災難。

というわけで、この夏中にもう一人副査を頼める先生を捜索しなければならない状況。

院生時代の指導教員からは「フランス政治思想の先生」(具体的な名前が挙がっている)を入れてみてはどうか、とのご提案をいただいた。

その先生は、一人目の出産前に何度か研究会に顔を出させてもらっていた先生なので、面識はあるけれど、、当時院生だった私には話についていくのが精一杯な研究会だった記憶しかなく、その先生にお願いするのは「ハードルあがるわ~…」というのが正直な気持ち。

その他、フランス教育学会つながりでお願いできそうな先生の捜索にも当たり、一人ご快諾いただけそうな教育哲学の先生がいらっしゃった。

「副査でしょ?いいよ~」といったノリだった。

しかしこれまた、これまで指導を受けてきた先生ではないし、これまでに気性の激しい言動などを拝見してきたこともあり、正直「ちゃぶ台返し怖いわ~」と思ってしまう(とりあえず現時点で何点なのか教えてくださるとのことで、第一稿を見ていただき、「軽微な形式的な修正のみで十分に80点以上で合格できる水準にある」とのお墨付きをいただけた)。

こうした状況を踏まえ、残る一人の副査の先生については、8月初旬に予定している指導教員との話し合いの中で決定する予定。

というわけで、この夏にできる限り完成度を高めて、9月4日に予定されている教授会で受理、という方向で現在進行中(となると提出は8月中!?)。

結局、「どんな先生に審査されても大丈夫!」という自信がないのがダメなんだなぁ…

自分の中では、やりたかったことの半分もできていない論文。

論理展開も予定していたものとは大きく変わり、いいのか悪いのか自分ではなんとも言えず(これまたダメ)…

でも研究で生きていくためには、ここで一区切りつけようと半ばあきらめの境地でまとめた。

自信はないけれど、審査をしてくださる先生がいいといえば学位取得の世界。

あとは細々とした作業に手を抜かず、もうひと頑張りしよう!と心に誓う。

ようやく大学の蝉も泣き出して本格的な夏の訪れを知らせてくれている今日この頃。