GWもとっくに終わり、なんだか毒蚊にやる気を吸い取られてしまったようにやる気がでない…。
5月病と言えるほど4月は血気盛んにやる気に満ち満ちていたかといえば、そうではない。
未だに少し、いや、だいぶ、恩師を失った虚無感が自分の体内を充満しているよう。
それでも前に進まなければ、研究を進めなければ、先生をがっかりさせてしまうかもしれない。
「博論を完成させなきゃ」、気づけばそればかり。
子ども達にもそうしたストレスをぶつけてしまっては反省の日々…。
「やらなければいけないこと」と「やりたいこと」とは、往々にして重ならない。
一度きりの自分の人生だから、どうせならやりたいことを悔いなくやりたい。
でも、果たして「やりたいこと」って何だったんだっけ…？どう生きたかったんだっけ…？？
それは時がたてば変わるものかもしれない。
当然、若い頃とは違うだろう。
「本当はこうしたい…」というのがあるような気がするけれど、一度走ってしまったレールから脱線するのは怖いことでもある。
または、「これがしたい、あれがしたい」というのは、時として現実逃避になることも。
とにかく今は、一つの区切り（終着点）に向けて走ってみる。
なかなか一筋縄ではいかないけれど、一つのことを極めてみる。
走り終えたら見える何かがあるかもしれないし、ないかもしれない。
来月、新しい研究室で博論構想発表の機会を頂いた。
それは、研究者としてのアイデンティティを確認する作業でもある。
今はその発表に向けて準備をすると同時に、博論の序章部分のアブストラクトを書き上げよう。
やる気が出ないときは、こうやって自己内対話をする。
そして子どもを預けて外に出る、人と話す。
明日は飲みに行くゾ！！
