Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

パリ滞在4日目(2019.3.21.)

4日目は、午後3時から前日に行った高校にまた行き、他の先生の歴史と道徳・公民教育の授業を見せてもらう予定。
午前中はフリーなので、BNFに行き、自分の研究を進めることにした。
今朝は、ホテルの近くのカフェでプチ・デジュネ(petit dejeuner)。

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オレンジジュースとエスプレッソとパンが付いて€6。
こういうちょい贅沢も旅の醍醐味ですな。
腹ごしらえが済んでいざ!

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BNFのこの階段が鬼門…
今日は見たい資料を予約して、電車の時間まで博論を進めた。
お昼は、前回も食べたBNF近辺に来るキッチンカーのハンバーガー。

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こういう安定のジャンクフードは、フランスに来たら一度は食べたくなる。
今日はお天気も良く、外で食べた。
そして電車に乗ってまたAulnay sous boisへ。
集合時間より早く先生と落ち合えたので、ちょっと遠回りでぷらぷらお散歩しながら向かった。
高校までの道のりには、無料で入れるmaison de なんちゃらとか、保育所とかがあった。

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高校に着いて、早速、歴史の授業。
今日の先生の歴史の授業では、15世紀の終わりからなぜヨーロッパの拡大が進んでいったのか、という学習がなされた。
これまた、高校生とは思えないほどバンバン手が挙がる。
次の道徳・公民教育の授業では「平等と差別」(Égalite et discrimination)がテーマだった。
レッスン3ということで、この日は「ハラスメントと差別に対し、行動する」(Agir contre le harcement et les discriminations)ということが学習内容だった。
まず問いが4つ示され、「学校でのハラスメント」(le harcelement a l'ecole;要するに日本でいう「いじめ」)という動画で具体的な場面が設定され、具体的な解決策を考えていく、といった内容だった。

フランスの場合、こういう時はこうする、ということが法律で定められていて、生徒たちは最終的に法的な対応を学ぶ。

日本の道徳教育は、概して「心」の問題にされがちだけど、フランスは法的な観念を学んで、良き市民たるものは法律に従って行動する、というところが大きく違うと思った。

授業見学を終え、先生に少し質問を受け付けてもらった後、一同帰路へ。

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↑こういう放課後の光景は、日本の大学生みたい。

駅に向かう途中で「通りの小さな図書館」(Petite Bibliotheque de Rue)を発見!

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帰りはBNFに寄って、少し予約していたマイクロフィルムを見てきた。

BNFでのマイクロ資料は初めてだったけれど、日本より煩雑じゃなくて簡単に見れた。

なんだかきのうのダメージを引きずっているのか、今日もクタクタになった…