Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

博論公開審査会

おとといの1月15日に無事、博論公開審査会(口述試験)を終えた。

当日はいつもより早めに起床し、ヘアメイクをばっちりにして気合いを入れ、子ども達の起床を待つ。

6歳になった上の子は理解してくれていて協力的だったが、3歳の下の子は「さむい~、ねむい~」と終いには泣き出す始末(マジかぁ~…と思いつつ平常心、平常心、、)。

なんとか支度を済ませ、いつもより40~50分くらい早く登園し、最寄りの駅に8時半過ぎに到着(ここまで終えられれば気持ち的には半分成功したようなもの!)。

しかし当然、朝のラッシュ時間。

ぎゅうぎゅうに押し込められた電車は、普段よりノロノロ運転。

ラッシュの激混みは想定内だったけれど、東西線大江戸線も遅れていて、そこまでは考えていなかったことを反省した。

大学の最寄り駅に着くと、雨!(あれっ!?)

 この日は予報が大外れし、結局昼過ぎまで雨が降り続いた。

でも何とか開始40分前には大学に到着し、レジュメの準備やオブザーバー用の名簿の準備などを済ませ、コーヒーで一息つく時間も持てた。

5名の審査委員の先生方も到着し、いざ!

時間的な問題なのか、季節的な問題なのか、天気的な問題なのか、テーマ的な問題なのか、まさかのオブザーバーゼロ。

発表用のレジュメは初見の人が来る可能性を想定して作成していたので、審査委員だけならば、結構割愛して進めて大丈夫そうだ。

まずは、本論を補強した結論部分を中心に、30分で発表し、その後1時間の質疑応答。

質問は、先行研究と本研究との関係について、うまく論じ切れていなかった箇所の解釈の確認、キー概念の確認、明確に書かれていなかった部分についての指摘、今日から見た1980年代教育改革の評価、研究の意義について、日本への示唆を含めた今後の研究の方向性について、などなど、多岐にわたった。

そのほとんどは想定内のものだったので、レジュメを使いながら再度説明を加え、落ち着いて返答できた気がする。

読み手に取ってよくわからなかったという箇所が明確になり、今後出版を考えるならその点について加筆・修正をしなければならないことも再認識できた。

約1時間の質疑応答を終え、審査委員を残して一度部屋を退出。

5~10分後くらいに審査をしていただいた先生方が部屋から出てきて、主査の先生から審査結果を聞くこととなった。

結果は、審査委員会としては「合格」とのこと。

あとは来月の教授会で投票が行われ、最終的な合否が決定されるという。

というわけで、なんとか年度内には学位が授与されそうだ。

とにかく無事に終えられて一安心。

まだ事務的な手続きは残っているが、次のステップに進めそう!

まずは、就職用の論文を早急にやらねば。