Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

兎走烏飛

年が明けて早くも半月が経とうとしている。

そして前回の更新が昨年の9月だったことにびっくり…

今年の干支は「うさぎ」ということで、うさぎの漢字が含まれる四字熟語に「兎走烏飛」(とそううひ)という言葉があるらしい(子どもが小学校でもらってきたお便りで知った)。

兎が月を表し、烏は日を表すことで、「月日はあっという間に過ぎ去る」ということを意味する四字熟語だそうだ。

確かに年を重ねるごとに月日があっという間に過ぎ去ってしまっていることに驚かされ、前回9月に更新して以降、何をしていたんだろう…と手帳をパラパラ見返してみた。

というわけで、、今回は昨年を振り返りつつ新年の目標をしたためたいと思う。

まず、昨年前半は9月に学会発表を予定していたこともあり、自分の研究については朝活などをしながら意欲的に取り組めたけれど、発表して以降はなんとなく失速した。

うまくいかないことなども多く、いろんな人に助言を求めながらやってきたものの、モチベーションを高く保つことが難しかった。

今年は博論の出版に向けてやれることはきちんとやれるよう、タイムマネジメントを頑張りたい!

教育面でいうと、大学の授業は今年度すべて対面に戻り、学生と交流できる束の間の時間が嬉しかった。

来年度はこれまでの授業計画を見直して、より一層学生に「考える授業」を提供できるよう精進していきたいと思う。

次に生活や子育て。

上の子は小学3年生、下の子は年長さんになった。

自分たちで出来ることが増えた一方、親の言うことをすっかり聞かないお年頃になった。

どこの家も一緒かもしれないが、「こうなって欲しい!」という親の願望が子どもと共有できずに一方的なものになり、ついついうるさく言ってしまう。

細かいことを挙げればきりがないが、例えば「スクリーンタイムは時間を決めようね」とか、「やるって決めたことはやろうね、それが出来なければやめようね」(習い事など)、「来ていた上着や荷物は(所定の場所に)かけようね・置こうね」、「宿題は消灯時間(21時)まで(できれば夕食前)に終わらせようね」などなど…。

ほとんどの場合、我が家の教育方針として本人の「自律」を促すために言っていることではあるけれど、子どもにとってみれば「うるさい」あるいは「今やろうと思っていたのに…」となってしまって悪循環になる。

というわけで、今年はなるべくポジティブな声掛けと褒めることを意識して、自律を「促す」というよりも、自律を「待つ」方針でやっていきたいと思う。

とはいえ、自分のイライラを抑えたり、時にはネガティブな言葉を発してしまわないよう相当気をつけないといけないけれど…

そしてうまくいくかはわからないけれど、子育てに唯一最善の正解はない!ということで、とりあえず実践してみて子どもに合う教育方法を模索していこう。

怒らない子育てって理想だけど、まずは冷静に対話のできる子育てを目指しつつ、自分もなるべくポジティブ&笑顔でいられる一年にしたいと思う。

「兎走烏飛」でまた一年あっという間に過ぎそうだけれど、研究・教育と子育てとの両立、充実した時間を過ごせたらいいな、、と。