Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

いかに研究時間を捻出するか

早いもので今日から7月。

緊急事態宣言が再延長されて5月中旬からオンライン授業に切り替わっていたが、まん防になって先週から対面授業が再開した。

政府もいい加減、宣言やまん防を安易に発出しても効果が薄れていくことを認識して欲しい。

かといって、世界的なワクチン争奪戦に敗れた今、次の一手が見いだせずに感染再拡大に備えるしかない状況にはどうしたものか…

さて7月に入って、大学の前期授業はもう一息といったところだが、この夏は学会発表の準備もそろそろ本格的に進めていこうと思う。

なんだかんだでオンライン授業に時間をとられてしまい、思うように準備が進められていないことをまずは自覚する。

二人の子どもの育児と、家事全般と、大学の授業と、諸々の事務作業。

これらの合間を縫ってなんとか研究時間を捻出しなければ…

というわけで、5月下旬から朝活を始めた。

最初は30分早めに起きて、慣れてきたらもう30分早く、もう30分早くと、平日は早くて5時起きに。

冬のように寒くて起きるのがしんどい時期ではなくなっている今こそ、朝活は気分がいい。

かといって夜更かしは夜更かしの良さがあるから、それは週末だけにした。

というわけで、平日の夜は遅くても11時には寝られるように頑張っている。

頑張るほどのこと!?とお思いのあなた、子育て中のママさんたちは、朝早く起きることよりも、夜早く寝ることの方が大変なんですよ!

まず子どものお迎え時間になると、「今日はここまでか…」と諦めて仕事の手を止め、カーン!!というゴングと共にチャリをこいで保育園へ。

その後、子どもを引き渡してもらったら「今日何食べたい?」とか言いながら近所のスーパーや八百屋へ。

帰宅したら洗濯物を取り込み、子ども達とお風呂へ。

自分のスキンケアもそこそこに、夕飯の支度。

「お行儀悪いよ!」とイライラし始めながら子ども達に夕飯を食べさせつつ、自分は小学2年生の宿題の丸つけや、連絡帳・健康観察カードなど諸々へのシャチハタタイム。

寝床の準備や洗濯物の片付けをし、子どもに歯を磨かせながらドライヤーで子ども達と自分の髪を乾かした後、「仕上げはおか~あさん♪」(実際は言うことを聞かないからこんなにスムーズではない…)。

ここまでで大体夜の8時から8時半。

子ども達が9時の就寝までの時間を自由に過ごしている間に洗濯機を回しつつ、自分の食事の準備(子どもの気分によっては遊びに付き合うことも…)。

9時の「おやすみ~」になってからも、その日のお母さんの仕事は終わらない。

自分も食事をした後、食器や水筒を洗ったり、洗濯物を干したり、子ども二人の次の日の準備。

そこから研究をしようとすると、寝たい時間になっても頭が冴えてしまって眠れない→翌朝起きるの辛い→日中もダル重…といった悪循環に陥る。

なので、我が家のように家事・育児に周囲の協力が得られないママさん研究者は、必然的に夜早く寝て、子ども達が起き出す前に研究時間を捻出するしかなくなる。

旦那は夜遅くに帰宅→早朝に出勤で、単身赴任してるも同然な状況である。

子育てしながら体力も維持しつつ(悪化させず)、自分のメンタルも正常に保つのは(子ども達にイライラしないのは)、研究を続ける上で実は一番大事なことなんじゃないかと思う今日この頃(体と心が資本説)。

大学の前期の授業がひと段落し、成績も付け終われば、少なくても1ヶ月は今より研究時間を捻出できよう。

世のママさん研究者は睡眠時間を削らずにどうやって研究しているのか聞いてみたいところだ。