Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

来年度に向けて

気がつけば1月も中旬。

大掃除をしたり、紅白や箱根駅伝を見たり、子ども達とごはんを作ったり、すっかりWithコロナの生活に慣れた年末年始を送っていた。

いつもの年末年始なら、旦那の実家に帰省して親戚で集まったり、長野の叔父・叔母に会いに行ったりしていたけれど、今年はそれもできず、家族水入らずで過ごした。

緊張感や刺激はないけれど、それはそれで気を遣わずゆっくりできて良かった気もする。

ところで、今日は国内で新型コロナウイルスの感染者が見つかってちょうど1年になるらしい。

この1年間を振り返ってみて、こうも世界が一変するなんて誰が想像できただろう。

あらゆるイベントが中止になって、人と対面で会うことが極端に減って、遠出することもなくなって、etc...

2020年は丸々凍結されてしまったかのようだった。

一方で、こうしたコロナ禍の状況の中で、できることを模索した1年でもあっただろう。

おうち時間が増える中で新たに始めたこともあれば、リモート会議やオンライン授業といった人と直接会わない形での情報のやり取りもあり、それらはたとえコロナが収束したとしても、やってみてよかったことなのではないだろうか。

今年度担当したすべての授業がオンラインになり、これまでとは全く異なる準備作業が必要だったことで大変な思いもしたけれど、先日なんとか完走し、本日成績付け作業も終了した。

来年度のシラバスも提出し、授業関係のことはようやく一段落したことで、また新たな気持ちで研究に打ち込める時間をつくれる。

来年度は、二つの大学で4コマを受け持つと同時に、新たな環境に研究の拠点を移し、教育と研究をコツコツとやっていく1年になりそうだ。

研究を進める作業はともかく、大学の授業や研究発表は、やっぱり生の反応を確かめたり、即興のやりとりだったり、そういった参加者が一緒にその空間を作り上げるところにやりがいや面白さがあったのだと改めて気づかされた。

来年度はそういった機会が少しでも増えることを願うと同時に、今年度の残りの2か月半、来年度のスタートに向けて十分に英気を養っておこう。