Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

運動会

おとといの日曜日は、あいにくのお天気の中、子どもの運動会が開催された。

当初は5月30日(日)に実施予定だったけれど、東京都の緊急事態宣言の延長を受けて延期になっていた。

宣言の再延長に対しては、再延期されることなく、実施の運びとなった。

小学2年生になった長女にとっては、入学して初めての運動会。

運動会は、対象学年のみの参観しかできず、自分の子どもの学年の競技が始まる前に入って、終わると次の学年の親たちと入れ替わる方式が採用された。

また一家庭二名までの参観が可能で、加えて未就学児の参観も特別に許された。

競技は各学年徒競走と表現(ダンス)の二種目のみ。

学校に到着すると、子ども達は徒競走のスタート位置にスタンバイしていて、親もカメラ位置につく。

学校からは、事前に自分の子どもが何レース目の何コースで走ることや、ダンスでは大体どの位置で踊るのかが知らされているので、親もカメラのポジションをあらかじめ決めておけてよかった。

徒競走では、スタート位置とゴール位置に親一人ずつを配置。

いざ競技が始まると、ついつい応援したくもなったけれど、なるべく大声は慎んだ。

ダンスナンバーは『ココロの地図』で、おうちでもリクエストがあると流してあげたりしていた。

どこかで聞いたことのある曲だと思ったら昔のワンピースの主題歌だ。

子ども達は白い旗とクラスごとの色(赤、青、黄)の旗の二本を持って、緊張した面持ちで踊っていた。

フォーメーションチェンジなど、よくこの短期間で覚えたなと思うほどで、真剣な子ども達の姿に涙があふれてきた。

こういう子どもの成長を感じる瞬間の涙腺はとかく弱い。

ダンスが終わり、子ども達がぴょんぴょん飛び回りながら会場に手を振って退場するときの達成感に満ちた溢れた表情は、一瞬も見逃したくないと思うほどに晴れやかだった。

こうしたコロナ禍にあって、今年も運動会の中止を決断した学校もあったかと思うと胸が痛いけれど、今年はどうしたらやれるのか考えて工夫しながら実施してくれたことに親としては学校に感謝だ。

子どもの成長した姿を見られて胸が熱くなったことはもちろん、こうした状況だからこそ、知り合いの親に久しぶりに会って直接あいさつしただけでも、なんだか気分が晴れた気がした。

やっぱりこうした学校行事があるのとないのとでは全然違うと思う。

今年度はできる限りこうした機会を増やせるよう、日頃から感染対策に気をつけつつ、安心・安全な日常を子どもをとりまく社会全体で作って行けたらいいなと、改めて思った。