Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

トイレトレーニング

はてなダイアリー」から「はてなブログ」に管轄が変わって、「はてなブログ」さんから「前回の更新から1か月経ってますよ~そろそろ新しい記事書きませんか?」というメールをもらった。

何という機能…

さて、この1か月を振り返ると、花粉症もようやく落ち着き、体調がよくなったことで、メンタル的にも安定したように思う。

博論もようやく目途が立ってきた気がする(気がするだけだけど…)。

子どもたちへの対応や声掛けの仕方は日々課題だけど、最近、気づいたことがあるので記しておこう。

下の子は現在2歳10ヵ月。

3歳を目前に、今トイレトレーニングに励んでいる。

上の子はよく眠り、よく食べ、ほとんど病気をしない、しかもおとなしい、本当に手のかからない親思いの女の子。

オムツも2歳半にはすっかり取れ、今まで一度もおねしょをしたことがない。

二人目の子育ては経験値が上がっているから1.5倍の大変さで済む、なんてよく聞くけれど、うちの場合は、上の子が「普通の子」の0.5倍の大変さだったとして、結果的に1.5倍の大変さになっているように思う。

二人目の子のパーソナリティに接してみてはじめて、上の子の乳児としての「エリートっぷり」がわかった。

というわけで、下の子は夜泣きをする、しょっちゅう保育園から呼び出されては病院に連れていく、イヤイヤ期も上の子の比じゃない、そんな女の子。

ただし、お姉ちゃん譲りの食べっぷりだし、男の子のように走り回ったり地面に寝転がったり、なんてことはないので、そこはやっぱり救われている。

トイレトレーニングに関しては、当然上の子のケースしか知らないので、「言葉が出るようになる→尿意・便意が伝えられるようになる→トイレに座らせると排泄できる」というステップを踏みながら徐々にオムツからパンツに移行する、という段取りで進むものだと思っているし、上の子が2歳半でとれたから下の子も…という思考が働く。

ところが下の子は、徐々に言葉は出てきているし、大人が言うことも理解している様子なのに、尿意・便意が伝えられない。

寝起きや食後、就寝前など、タイミングを見てトイレに誘って座らせると出せるのに、自分からしたいタイミングを教えてくれないので、当然おしっこもうんちもオムツに漏らす。

この現象を何とかしようと、これまで色々な声掛けを試してきた。

例えば、、

率直に「したくなったら教えてね」、でもこれができないから困っているわけで…

続いて「オムツが取れたら〇〇だよ」、とオムツがとれるとこんなにいいことがあるよ、と伝える。

例えば、みんなでプールや温泉に行ける、お姉ちゃんのようにかっこいいパンツが履ける、など。

これは、トイレで排泄が成功したとき「これで〇〇行けるね!」と言うので、本人も頭ではわかっている。

そして最終的に、上の子の時に効果的だった方法で、「オムツがとれるとコレが履けるよ!」と、伝家の宝刀「アンパンマンレーニングパンツ」を実際に見せる。

すると案の定、「やっほぉ~い!!」とテンションが上がり、本人もやる気を見せた。

さすが「にんじんぶら下げ」理論!

そんなこんなで、2歳半から現在にかけて、あの手この手でトレーニングをしながら成功体験を積み上げてきて、先週のお休みに、とうとう失敗覚悟で日中だけトレーニングパンツにしてみた。

トレパン1日目、早速おもらし(パンツびしょびしょ…)。

「こうなってしまうから次は教えてね」と言い聞かせる。

そして再度おもらし(しかも大きい方)。

うん、仕方ない。また次頑張ろう!

その後また何時間かして、「うんち出た…」と言ってきた。

さすがに、「なんで##」とイラっとしてしまった。

そしてパンツの中を確認してみると、「あれっ!?いないじゃん…」

でも「うんち出た」と言っているので、一応、トイレに座らせてみると、こんにちは💩!

できたらできたで、しっかり褒める。

でも気になったので、「次またうんちしたくなったら何ていうの?」と確認してみると、娘は「うんち出た」と言った。

「ちが~~~う!!出たじゃなくて『出る』っ!!」

そこで、「なんだ、過去形と未来形がわかっていなかったのか」と気づいた。

トレパン2日目、前の日の失敗が嘘のよう。

自分から「出る」とは言わないけれど、小まめにトイレに誘うとしてくれる。

こうして「日中だけパンツ作戦」最初の週末が終わり、おととい、きのうの週末もまた作戦を決行した。

トレパン3日目、おとといの土曜日の朝は、作戦を忘れていたこともあり、「オムツにうんちしちゃった…」と言ってきた。

「大丈夫かな!?」と思いつつ、トレパンを履かせると、午後には「パンツにもらしちゃった…」と言ってきた。

履いていたズボンや靴下までびしょびしょで、挙句の果てには、リビングに敷いてあったじゅうたんにまで池をつくってくれる惨劇…

さすがに「トイレでしなきゃダメでしょ!!」とイラっとしてしまった。

ちょうどその日はお父さんもいたので、「ママに怒られちゃった…」と娘はお父さんに泣きつき、「飴と鞭」の飴の方を味わっていた。

ちょうどじゅうたんも冬用から夏用にチェンジする予定だったので、ちょうど良かったっちゃあちょうど良かった。

そしてトレパン4日目、その日はついに訪れた。

朝から「アンパンマンのパンツ~!!」とご機嫌で、ことあるごとに「トイレ行こっか?」と誘うと「行く~!」とノリもよい。

大きい方は基本食後すぐ出る子なので、食後に誘うとトイレから「うんち出たー!」の声が聞こえてくる。

昨晩は、上の子が大好きで行きたがったので近所の銭湯にも行ったけれど、湯上りに自分から「おしっこ出るー!」と言えるようにもなって、無事に帰ってこれた。

というわけで、初のNOおもらしDAY。

こうして一進一退のトイレトレーニングに根気強く付き合っている。

子育ては本当に個人差が大きく、上の子がこうだったから…というのは、通用する時もあるし全くしない時もある。

特にトイレトレーニングは、時が来れば子どもが自然とできるようになる類のものではないような気がしていて、大人の側の声掛けや教え方が重要になってくると思う。

なので、当たり前と言えば当たり前だけど、教える側にも学習が求められる。

そして、子どもが過ごすのは家庭だけではないので、次なる課題は、保育園との連携・協力。

もう少し週末お家で「日中だけパンツ作戦」を続け、そのうち保育園でも作戦をやってもらえるようにできればいいなと思う。

目標は3歳までに脱オムツ!