パリ滞在2日目は、科研の先生たちと人生初の私立学校への訪問調査。
フランスの私立学校は、国と契約を結んでいるところと結んでいないところがあり、今回は契約外の方へ。
パリ郊外のオーベルビリエ(Aubervilliers)というところにあるFort Schoolという初等学校へ行ってきた。
東駅(Gare de l'Est)から地下鉄7番線で15分くらい乗って、そこから徒歩10分くらいで着いた。
郊外ということもあって、おもしろい形の建築も見られる。
最初に校長室的なこじんまりとした部屋でお茶とお菓子を囲みながらインタビューさせてもらい、その後、学校の中を見学した。
ここは保育学校(日本でいう幼稚園?)もあり、こんなかんじ↑。
子どもたちは元気いっぱいで小さい子ほど絡んでくる。
この学校は、フランス語以外にも英語、中国語、アラビア語を教えているという。
「皆さんの5つ目の言語だよー」なんて言いながら「こんにちは!」と言うと、元気に「こんにちは!」と返ってきた。
こんなこじんまりとした空間にいろいろな学年の子どもたちが勉強していて、やっぱり公立学校とは違う雰囲気だった。
先生たちはみんな女性で、どの先生たちも頭にイスラムのスカーフをかぶって教えていたのも印象的。
訪問調査を終え、一同リパブリック広場へ移動し、ランチタイム(よ、待ってました!)。
前回フランス来た時もそうだったのだけれど、頭だけではなくお腹も時差ボケしていて、なかなかお腹が空かず、とりあえず時間が来たら食べる、というかんじだったけれど、ここでやっとお腹が空いた(笑)。
「フランスらしいもの」ということで、マグレブ料理。
なるほど、「フランスらしいもの」となると、そば粉のクレープとか鴨のコンフィといった肉料理を連想してしまうけれど、移民の国ならではの北アフリカ料理も「フランスらしいもの」か。
そこで、マイノリティ研究をされている先生のおすすめで、クスクスが食べられるお店へ。
こんなかんじで、牛や羊のお肉と、野菜を煮込んだスープとクスクスがどかっ!
このスープが絶品だった。
三人でシェアして食べて、お値段は一人€18.5とか。
昼食後は、各自フリータイム。
ということで、リパブリック広場に別れを告げて、今日もBNFへ。
この日も閉館時間まで頑張った。
帰りの地下鉄のホームでパシャリ。
これはまだ地味な方で、すごいのはもっと全車両全面的にアートが施されているのも見たことある。