Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

パリ滞在2日目(le 17 juin 2018)

実は、パリ滞在1日目のブログには続きがあって、、BNFに到着したのはいいのだけれど、着いた時間が遅く、受付はすでに閉まっていた。
でもまだ30〜40分ほど閉館までには時間があって、中には入れてもらえた。
というわけで、ベルシー散歩に時間を費やしすぎて、肝心のBNFは下見に終わるという落ち(笑)。
本日、6月17日は日曜日ということで、BNFの開館も昼過ぎから。
朝は久しぶりに目覚まし時計なしで寝れるだけ寝るという、何とも気持ちのよい起床。
子どもがいるとどうしても寝不足になり、寝なくても大丈夫な身体が作られていく、という子育てあるある。
なので、フランスでは寝不足からも解放される。
そんなこんなで、朝ゆっくり起きたので、出かける支度が出来た頃にはもうお昼。
今日は、またまたちょっと足を延ばしてモンパルナス方面へ。
モンパルナスの駅まで行ってしまうと迷路なので、一駅前のエドガーキネ駅で下車し、モンパルナス通りにあるクレープ屋さんラ・クレープリー・ブルトンヌ(La Creperie Bretonne)でお昼を食べることにした。
そば粉のガレットを郷土料理とするブルターニュ地方からの到着駅がモンパルナス駅だから、この辺はクレープ屋さんが多いのだそう。
光ってしまって分かりにくいけれど、マッシュルームが入ったやつが食べたかったので、左側にあるVitreというやつを注文した↓

こんなかんじでおいしかったけれど、後半ちょっとおもかった…(二人とかでシェアしてデザートクレープも食べたかったな)↓

お腹がいっぱいになったところで、いざBNFへ!!
、、と行ったはよいのだけれど、受付のマダムにまたしても今日は研究スペースは閉まっていると言われる。
「あれ!?ネット情報ではそんなこと書いてなかった気がするけど…」と思ったけれど、まぁ、こちらのリサーチ不足なのだろう。
あきらめて「じゃあまた明日!」(A demain !)。
「困った…どうするかな。」と思いながら、空いているかわからないマビオンにある専門書店に行くか、ホテルに戻って作業をするか考え、結局、ぷらぷら歩きながら再びベルシー・ヴィラージュのfnacへ。
日本でいうTSUTAYAみたいなところなのだろうか。
でもこういうところは何の目的もなく来るものではなく、たまたま良書に巡り合うこともあるのかもしれないけれど、なんだか今日はそんな気がしないので、やっぱりホテルに戻ることにした。
帰りには明日の朝食にするため、エリック・カイザー(日本にもあるメゾン・カイザーの姉妹店)でバケットとクロワッサンを購入。
バケットって男性名詞だっけ?女性名詞だっけ??と思いながら二択をはずす(笑)。
まぁ店員さんはそんなこと気にしてなかったけれど、これで覚えた。バケットbaguette)は女性名詞(確かにeで終わる単語だ)。
フランス語は動詞の活用もそうだけど、名詞の性によって冠詞が変わるのが覚えきれない。
そんなこんなで、ホテルに戻り、文献目録の作成に取り掛かった。
本当は日本でやって来られたらよかったのだけれど、こういう研究に集中できる環境もなかなかなく…
文献目録の作成をしていて、修論執筆のためにフランスを訪れた際、とてもお世話になったU先生からの言葉を思い出した。
10年前に先生からいただいた手紙には以下のように書かれていた。
「あなたが、これらの文献目録を作成された努力と情熱が論文作成の第1の手がかりになることを確認しましょう。これがなければ、どんなに立派な図書館でも、何の役にも立たないことは、百も承知でしょうが、やはり、確認しておきたいと思います。研究の第1歩は、文献目録作り、というのが、私の信条だからです。」
まだまだ研究のなんたるかを知らない私を励ましてくれた言葉がこの後も続き、今でも大事にUSB保存して持ち歩いている。
というわけで、今日は文献目録を作成し、明日に備える。
もう夜の8時だというのにこんなに明るい(プラス・ディタリーにあるホテルの部屋からの眺め)↓

ア・ドゥマン(A demain)!