Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

日本教育学会第77回大会@宮城教育大学

本日、無事に仙台での学会発表を終えて帰路につく。
8月はお盆休みも子どもたちとの時間を大切にしつつ、子どもたちが寝静まってから疲弊するまで作業をしたりと、とにかくこの学会発表に向けて注力してきた。
思えば、二人の子どもを産み育ててからというもの、個人で学会発表するということがなかったので、事実上の「研究復帰第一弾」である。
相変わらずのギリギリズムで、配布レジュメが完成したのは、仙台へ出発する日の前日。
子どもたちのお迎えの直前まで大学でせっせと印刷し、出発の朝に一部ずつ閉じる、という地味作業。
発表用のパワポは行きの新幹線の中と、着いた日のシンポジウムを聞きながら仕上げる(←内職 笑)。
なんかもう、配布レジュメが完成したことで満足してしまって、あとはそれをもとに適当に話そう、ぐらいの気持ちだった。
そんなこんなで、この一週間ぐらいは、レジュメが完成するのか、果たして間に合うのか、ハラハラしながら過ごしていた。
なんせ子どもがいると、子どもたちを保育園に預けてからお迎えまでの数時間が勝負。
最後の一週間ぐらいはそれだけでは時間が足りなくて、子どもたちと夜一緒に寝て、3時か4時ぐらいに起きてやる、というある意味健全な(?)朝型生活を送った。
朝の日差しを浴びながら、「このままこんな感じでやれるなら博論も書けるんじゃない!?」と妄想するほどだった。
練習時間をほとんど取ることができず、時間内にちゃんと終えられるのか心配だったけれど、なんとか要点をかいつまんで話し、1分を残してゴーーーーーーーーーーール!!
フロアからは3名の方々から質問していただき、十分に応答できていない部分もあったけれど、司会者のお二方からも貴重なコメントを頂戴出来て、とりあえずよかった。
ご指摘いただいた点や、今回十分にやりきれなかった点をこれから補って、博論の一部にする予定。
というわけで、「研究復帰第一弾」は、自分の中では子育てしながらよくやったと思う。
発表直前は、なかなか寝てくれない二人の娘たちに対し、ストレスから何度か爆弾を投下したこともあったけれど、その分また、解放された穏やかな気持ちで接してあげようと思う。
お土産はずんだ餅だよ(ハート)。