Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

台風一過の晴天が

思えばあっという間に9月が終わり、今日から10月。
東京は台風一過の晴天となり、気持ちを切り替えて再スタートを切るためにブログを更新しようと思った。
やっぱり9月1日の学会発表は、復帰戦ということもあってか、相当のダメージが残った。
まずは鉄が熱いうちにやりきれなかった事や残された課題、頂いた宿題をクリアしていこうとノートに書き出し、一つずつ片づけていく作業に入った。
だけど、、まぁやる気が出ない。
とりあえず、学会発表の準備で資料や本が散乱した自宅部屋を片付けた。
研究を効率よく行う上で、何がどこにあるかを常に把握しておくことはかなり重要、とごちゃごちゃだった資料や本たちをあさりながらの非効率な作業を通して改めて感じた。
何より、「部屋の乱れは心の乱れ」とはよく言ったもので、気持ちの整理のためにも部屋はきれいなことにこしたことはない。
こうしてモチベーションを高めるために色々試行錯誤したけれど、気持ちも身体もなんだかダル重…
そうこうしているうちに下の子が熱を出したり、三連休があったり、無理のきかないガールズ周期に突入したりと、なかなか研究に集中できる状況ではなくなっていった。
「これってもしかしたら鬱なんじゃないか」とか、「どの程度で精神科に行くべきなんだろう」とか、色々思い悩むこともあったけれど、今思えば9月はずっとお天気が良くなかったことも心身の不調と関係があったのかも…
いろいろな要因によって研究が思うように進められないこと、育児で相当なストレスを抱えがちなこと、出した公募の結果(いわゆる「お祈りメール」)が返ってきて先行き不透明なこと、子持ち女性研究者は思っていた以上にアンフェアなポスト獲得競争を強いられていること、まぁ、書き出せばきりがないほど病んじゃう理由は思いつく。
矛盾しているような気もするけれど、研究に没頭できる1時間、たった1時間を捻出するためにも、つかの間のガス抜きは必要だな、と思う。
映画見たい、秋服買いたい、おいしいもの食べに行きたい、気の合う友人と飲みながら話したい、何でもいいのだけれど、「こんなに遊んじゃった、研究したい」という気持ちになれる時間を意識して作らないと、いつまでたってもダル重のままだ。
とりあえず今日は、月が替わったことと台風一過の晴天が、良い気持ちの切り替えとなって再び研究したい気持ちへと向かわせてくれた。