本日、全15回の大学の後期授業が終了。
と、同時に、5年間続けさせて頂いた非常勤のお仕事も、授業としては一区切り。
この5年の間に様々な経験をさせてもらい、色々な学生と出会い、多くの事を学ばさせて頂いた。
非常勤のお仕事をもらったばかりの頃はまだ研究を始めたばかりの大学院生で、100人以上の学生の前で講義をするのは毎回とても緊張した。
準備にも相当な時間を割いて、授業当日はめちゃくちゃアドレナリン出しまくってしゃべって、休む間も無くまた次の授業の準備…といったかんじで、一週間非常勤の仕事を中心に回っているといっても過言ではなかった。
もちろん年を経る毎に授業内容はブラッシュアップされていき、最初の頃より格段に分かりやすくなっていったと思うけれど、何よりこの5年の間に社会状況も教育をめぐる制度も激変し、データもどんどん更新する必要があり、それが大変だった気がする。
自分の要領の悪さもあり、自分の研究の時間が思うように取れず、研究が進められず、それが今現在の研究をしたい！という欲求につながっている。
二人の娘の出産・育児と非常勤の仕事との両立はなかなかハードだったけれど、なんとかここまでやってこれたことに感謝しなければいけない。
任務満了までもう少し。
来週、試験があって、その後はいよいよ採点・成績付けウィーク。
離脱者もいるので履修登録している学生全員が受けるわけではないけれど、また相当の数の答案と向き合う眠れない日々がくるかと思うと今から戦々恐々…
学生の試験の出来は自分の授業の質でもある。
さて、今年度の学生はどぉだろうか…
