Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

ギアセカンド

いつものことだけど、あっという間に時間が過ぎ去っていることに気がつく。
もう8月も残すところたったの二日。
一体自分は何にそんなに忙しくなっていたのだろう、、、と振り返りたくない気持ちもありつつ思い返してみる。
8月の最初の週は、非常勤のテストの採点と成績付で大変だった。
やっぱり130人ほどの論述の採点はなかなかしんどいものがあった。
お盆は、学会発表の資料を作成してから茨城と長野それぞれで家族との時間を過ごした。
お盆が終わるといよいよ研究モード。
今一度寝かせていた研究論文をたたき起こし、どうしようかという格闘の日々に入った。
先週末は、それを少し中断させるかたちにはなったけれど、名古屋大学で行われた日本教育学会に参加。
パワーポイントを使って学会発表するのは何気にこれがお初。
多くの方々にコメントをいただくことで課題がクリアになったし、自分達のやってきた研究に関心を寄せてもらえてよかった。
発表と美味しい食事と観光と、いろいろな方々との再会あるいは出会いのある充実した3日間だった。
学会発表を終え、歳のせいかなかなか疲れが抜けない中、再度研究モードに入った今日この頃。
再査読中の論文についてある先生と話して、思い切って論文の主題自体を変えてみようか、と思ってきた。
やっぱり「切り売り感」が出てしまっている論文は査読者から嫌われるとのこと。
他にも似たようなことをこの人はどこかで書いているんじゃないか、と思うのだという。
このまま査読コメントに合わせるかたちで修正すると、どうしても「切り売り感」が出てしまうかな…と思うので、思い切って大きくギアチェンジしてみるのも一つ手かもしれない。
主題を変えれば、当然もう一度一次資料に当たり直す必要が出てくるから、結構な労力かもしれない。
何よりフランス語離れが著しいここ最近、速読できるかが心配。。
9月の終わりには非常勤の仕事でまた論文に集中できなくなるから、まさにこの2、3週間が勝負かもしれない。
アチェンジならぬ、ギアセカンドで(サードはまだとっておこう)。
ちなみに主題を変えるとするなら、こんな方向かも、ということで現在読んでいる本がこちら↓

「教育関係」の歴史人類学―タテ・ヨコ・ナナメの世代間文化の変容

「教育関係」の歴史人類学―タテ・ヨコ・ナナメの世代間文化の変容