Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

夏本番

気づけばあっという間に7月も終わり。
ここ最近はずっと暑い日が続いていて、これぞ“日本の夏”ってかんじ。
自転車操業だった非常勤の仕事から一時的に解放されて、やってしまわなければいけない自分の研究に着手しつつ、久しぶりにいろんな人たちと会ってはビールビールの日々である。
先日、隅田川の花火大会を横目に、いわゆる「女子会」をした。
何度かとりあえず流行りに乗ってやってはみているものの、思った以上にこれが楽しい。
「女子会」なんてつい最近できた言葉だろうけど、なぜ女の人は「女子会」なるものをしたがるのか。
いろいろ考えてみると、一般的に言われていることよりも、経験的には違う知見が出てきそうだな…なんて思ったりした(これも職業病だろうな…と思いつつ、知見の詳細は後日)。
さて、8月はもう少しぐぐっと自分の研究を進めたいものである。
現在2本の論文を同時並行させていて、1本は今週中に片付く。もう1本は若干の行き詰まりを見せていて、「誰か〜」といった状況。。
こういう時は「第三の目」作戦である。
まず、誰か自分や指導教官以外の人間に読んでもらって、印象を聞いてみる。
まぁたいていは自分の思っていた通りの反応が返ってくるのだけれど、「いやいやここは…」なんて偉そうに説明しながら、意外とどう説明すれば神様(論文の査読者)に伝わるのか見えてきたりする。
次に、それについて論じていそうな近隣領域の本や論文にとことん当たって、どこかにヒントが転がってないかな〜と探す、超地味な作業。
論文レベルだと、結局はすでにフォローしきっていてなかなか出てこないものだけど、本レベルだと意外とインスパイヤーされることがある。視野が広がったり論文の射程も広げられたりするし。
そんなわけで、今日はこれら2本の論文の為に一応目を通しておこうと思う以下の本を購入した。

私たちはいまどこにいるのか 小熊英二時評集

私たちはいまどこにいるのか 小熊英二時評集

1968年―― 反乱のグローバリズム

1968年―― 反乱のグローバリズム

どれもなかなかおもしろそうだから図書館にでもこもって読んでしまおう。
夏休みの図書館って何とも言えない良さがあると思う。気分は「耳をすませば」の雫ちゃんである。
他にもいくつか授業で使おうと思う本も一緒に購入したけど、それはまた自転車を走らせるときに目を通すことにして…
花火やオリンピックに辛い食べ物、キンキンに冷えたビール、転がるスイカ、追う長友… 的な感じで(ただ言いたいだけ)、家族や友人との時間を大事にしつつ、納得のいくまで追究する頑張る夏にしたいな、と思う。
さぁ、明日は非常勤の前期試験。みんなできるといいけどな〜…