やらなくちゃいけないことがありすぎる。
授業・研究会で検討する文献・論文の購読およびそれらのレジュメづくりなどに追われている。
1週間にハードカバー2冊をじっくり読むのは，他にやらなければいけないことを考えると，結構キャパシティー的にギリギリだ。
今年度は，昨年度執筆した修論を題材に学会発表・論文執筆をする他には，こうして授業・研究会などであわただしく終わってしまうのだろうと思っていた。
考えただけでもげんなりである。
ところが最近，ようやく新しく取り組みたいテーマができ，先日，資料収集に取りかかった。
自分の研究を精緻化する上でも勉強の余地ありな感じで，なんだか久しぶりにわくわくしたりもした。
新しいものへのわくわく感の一方で，忙しさは次から次へと舞い込んでくる。まぁ，やめたければいつでもやめられるのだけれど…。
お願いされたり誘われたりしたら断れない性格はしょうがない。
器用にいろんなことをできないのもある程度しょうがない。
それにしても，周囲にはいわゆる「誘惑」も多い。
こうなってくると，精神的に穏やかではいられなくなったりするわけで，自己防衛のための「壁」だって作りたくもなる。「今は近寄らないで」といった感じに。
人間イライラしている時は，たいてい周囲の人間のせいにするらしいけれど，自分の場合も，周囲にいる人間の嫌だなと思うところばかりが目につくようになってしまう。
だけどそれを通り越すと，そんな自分すら嫌になる，いわゆる自己嫌悪に陥る。
どうしたら余裕を持てるかなんて考えても無駄な気がするから，こういう時は，何歩も先を行く先達の背中見るのが一番いい気がする。
ああいう人になりたいと思うこと。
心から尊敬できる人間の姿勢や行動から学ぶこと。
身の回りだけではなく，なるべくひろ〜く物事を見渡すこと。
何に向かって頑張っているのかわからなくなって心穏やかでなくなったら，一度立ち止まってそうしようと思う。
