昨晩，研究室の先輩に誘われてジャズを聴きに行った。
最近どうもイライラしたり，夜になると妙に落ち込んで悲しくなったりと，不安定な精神状態だったので，少し気分転換にいいかなと思い，月曜の研究会のために読まなければならない本も早々に切り上げていった。
創立40周年になるそのジャズクラブは，御茶ノ水の駅からすぐのところにあり，こじんまりとしていて落ち着いた雰囲気のいいお店だった。
ピアノにバス，ドラム，トランペットにエレキギターといった編成で，アップテンポな曲調が多かった。
特に，ジャズでエレキギターというのは生で聴いたことがなかったので，落ち着いた曲だと幻想的な音色で，いい感じだなと思った。
それぞれの才能がぶつかり合って，互いに自己主張し合うのだけど，気づけば一つのハーモニーというか，芸術になっているといった感じで，すっかり魅了されてしまった。
また，バスを担当していた人が40代，トランペットとエレキギターを担当していた人が20代といったように，世代を超えたコラボレーションというのも，古さと新しさが混ざり合い，そこからよりパワフルな演奏を生み出している感じでよかった。
思えば，ジャズを聴きに行ったのは去年の夏以来だったので，久しぶりにジャズを満喫し，いいリフレッシュになった気がする。
