Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

娘がコロナに…

長い長い自宅待機期間が終了してやっと外に出た。

というのも、娘が二人ともコロナに…

事の始めは、1月26日(水)の夜8時半頃に、小2の長女が通う学童クラブで児童一人がコロナに感染したから1月21日(金)に利用していた子どもは、1月30日(日)まで自宅待機するように、もちろん登校も控えるように、という連絡を教育委員会からもらったことからだった。

夕食を終え、翌日の準備をし、就寝の準備をしていた最中だった我が家は、当然「マジか…」となる。

でもまあ、第6波ということもあって、「我が家にもいよいよ来たか…」という感じもあった。

というわけで、1月27日から長女は自宅待機となったが、別に濃厚接触者に特定されたわけではないので、他の家族は通常運転。

次女は普通に保育園に登園させたが、「お姉ちゃん、濃厚接触者かどうかわからないんだったら妹もお休みさせて感」を若干担任の先生から感じ取る。

気持ちはわかるけれど、「こちらとしてはルールにはちゃんと従っています」(とは言わないけど)ということで、万が一、姉が濃厚接触者だという連絡が来たら、保育園にもお迎えに来ます、とお伝えした。

そして、いよいよ来るべき時が来た。

1月28日(金)の夕方に、長女はなんとなくの倦怠感を示しだす。

最初は、慣れないオンライン授業を受けたり、一日中家にいることを強いられたりで、少し疲れちゃったかな…とも思っていた。

次の日の1月29日(土)の朝はすっかり元気になって、いつも通り親や妹とじゃれ合ったりしていたけれど、夕方頃から発熱する。

37.7度→38.2度→38.8度(就寝前)といったように、あっという間に熱が上がっていき、嫌な予感しかしない。

翌朝、かかりつけの小児科に発熱外来の予約の電話を入れ、昼頃、抗原検査の結果、コロナ陽性と判明した(日曜日はPCRはやっていないとのこと)。

日曜日だったけれど、一応、子どもの小学校にも連絡を入れ、陽性となった旨お伝えした(でも多分電話に出たのは警備員さんっぽくて、あまり意味なかった)。

そして1月31日(月)の朝、再度学校に連絡し、保育園にも連絡した。

「長女がコロナ陽性になったので、妹は濃厚接触者で当分登園できません」的なことを伝えると、保育園からは、まさかの「今日から休園になります」、との回答があった。

どうやら園児1名の感染者が出て、突如2月4日までの休園を決定したらしい。

これは大変なことになった!

全然蔓延防止できていない(マンボーはほとんど的外れになっている)。

ちなみに、長女は1月29日の夜に発熱したけれど、次の日にはすっかり元気で特に後遺症とかもなかった。

問題は家庭内感染をいかに防ぐか。

倦怠感が出た1月28日が発症日だと医師からは告げられたので、同居家族以外に、発症日より2日前から接触のあった長女の祖母の感染も心配されたけれど、祖母は自宅待機期間を無事に終えられた。

コロナは発症日を0日とし、そこから10日間の療養期間なので、もうちょっとで無事に乗り切れるんじゃないかと思われた矢先の、2月5日(土)の夜。

次は、5歳の次女が38.8度の発熱。

翌朝、発熱外来の予約の電話をし、また昼頃、抗原検査で陽性と判明。

医師からは、「ちっちゃい子はすぐに症状が治まっちゃうんだけど、感染力は強いからお母さんたちも気をつけて!」と言われる。

あー怖い。

あと医師には、長女の方は2月7日(月)で療養期間が終了するのだけれど、次女が感染したことで、長女も濃厚接触者扱いになるのか尋ねたところ、「妹は確実にお姉ちゃんから感染しているので、長女は療養期間が明けたら登校してOK」と言われた。

2月7日に、ちょうど学童クラブから連絡が来たので、次女が感染し、両親は濃厚接触者で在宅しているので、その間、登校はさせるけど学童クラブは欠席すると伝えた。

そうしたら、学童クラブからその旨学校にも連絡した方がよいと告げられたので、学校に「妹が感染したけれど、医者が行っていいっていっているので、登校させたいと思います」的な連絡を入れた。

すると、学校からはちょっと確認したいから折り返し連絡すると言われ、連絡を待つ羽目に…。

こうして学校からの連絡を待っていると、今度はなぜかかかりつけ医から連絡が来て、「今、小学校から連絡が来て、区のガイドラインでは同居家族が感染した場合は濃厚接触者になるから、登校させられない決まりになっているらしいんだけど、妹ちゃんはお姉ちゃんから移っているから、医学的には全然意味わからないんだよねー。一応学校には、医者の見解として、登校して大丈夫だって伝えたんだけど、申し訳ないけど区や学校の決まりに従ってください」と言われ、なんじゃそりゃ…となった。

しばらくすると学校から連絡が来て、区のガイドラインでは登校できない決まりなんだけど、ガイドラインよりも医師の判断が優先されると学校長が判断したので、明日から登校してよい、と言われた。

その旨、長女に伝えると「やったーー!!」と喜んだ。

さすがに、そろそろオンライン授業は飽きたらしい。

そして、「コロナとの戦いも2年目なのに未だにこういうケースが想定されていないガイドラインって一体…」と感じた。

こうして2月8日(火)から長女は学校へ、次女は自宅療養、両親は濃厚接触者で自宅待機となった。

旦那は会社に迷惑をかけて頭を抱えていたけれど、私はちょうど2月3日に今期の大学業務から解放されていたところだったので、そこまでピリつくこともなかった。

困ったのは食事だったけれど、これを機にネットスーパーや出前館を利用するようになり、その便利さを痛感した。

また、祖母も近所に住んでいるので、何かとおかずを調達してくれ、我が家では「バーバーイーツ」と言われるように…(笑)。

というわけで、我が家の約1か月に及ぶコロナとの闘いは以下の通り。

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長かった。。

幸いにも、両親二人とも自宅待機中にコロナの症状は見られず、旦那は会社から供給されたPCR検査キットでも陰性、私も東京都が無料で配布している抗原検査キットで陰性となって、約1か月ぶりに通常の生活に戻った。

今回のように、子どもが集団生活の中でコロナウイルスをもらってきてしまった場合の教訓をしたためて長文を締めくくろう。

まず、小学生や就学前の子どもを自宅で隔離するというのは、なかなか困難、というかできない。

まだまだ甘えたい盛りの子どもに「コロナだから近寄らないで」的な扱いするのは無理なので、親の方が防御するしかない。

だからワクチンは打っておいてよかったし、3回目も早急に打つ必要があると感じた。

次に、我が家のように子どもがコロナになって1日~2日熱が出て、すぐに症状がなくなった場合の自宅での状況としては、いかに過ごさせるかも大きな課題だった。

両親が在宅ワークの場合、子ども達は外に行けないとなると、どうしてもスクリーンタイムが増えてしまう。

我が家はゲーム機器は1回30分というルールを設けてはいるが、テレビはついつい見せ過ぎてしまっていたように思う。

宅配で届く段ボールで制作物を作らせたり、感染対策をした上で一緒におやつを作ったり、親は在宅ワークを諦めて子どもに付き合ってあげる時間をつくりだしてあげないといけないこともわかった。

さして最後に、今回のケースで一番大変だったことは何かといえば、毎日家族全員が在宅しているということで、1日3回の食事だった。

食材の仕入れはほとんど宅配に頼ったからいいとして、その調理や片付けなど、いかに手を抜いてストレスをためないかが課題だった。

たまにはカレーライスやハンバーグなど子ども達の好きなものを作るし、たまには具付きの冷凍ラーメンで済ませるといった具合に、「毎食頑張らない」をモットーになんとか乗り切った。

まだまだ子どもの小学校や学童保育などからコロナの児童が出たというメールが届く毎日で、終わりが見えないもどかしさもあるけれど、ワクチンや治療薬によって、そのうち季節性のインフルエンザのような位置づけに変わっていくのかなー…、早くあのマスクなしの日々に戻らないかなー…と思う日々である。