Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

読書の秋

昨晩ほぼ徹夜でヒアリングデータを文字に起こし,今日は朝から現在進行中のプロジェクト関係の中間報告会&打ち合わせがあったため,夕方にはぐったりしてきて,18時前には早々に帰路についた。
帰り道,突然思い立って大学の書籍部に自転車を走らせ,買おう買おうと思っていて買っていなかった本や,「あ,この人こんなの書いたんだぁ」っていう本,これは気晴らしに読みたいなという本を手に取って衝動買い↓

                                                              • -

・バーナード・クリック〔関口正司監訳〕『シティズンシップ教育論―政治哲学と市民』法政大学出版局,2011年
・ロジャース・ブルーベイカー〔佐藤成基・佐々木てる監訳〕『フランスとドイツの国籍とネーション―国籍形成の比較歴史社会学明石書店,2005年
・松下良平『道徳教育はホントに道徳的か?―「生きづらさ」の背景を探る』日本図書センター,2011年
竹内洋『学校と社会の現代史』左右社,2011年
加藤周一『私にとっての20世紀―付 最後のメッセージ』岩波書店,2009年

                                                              • -

それから,たまたま「今月のフェア」で吉川弘文館の本が20%OFFになっていて,「先生の博論ないかな〜」と見ていたら,「あった!」。
20%OFFになっても1万円以上するなんて…(涙)と思ったけど,著者割で購入しない限りこの値段はお得かもと思い,恩師の労作もついにお買い上げ↓

                                                              • -

荒井明夫『明治国家と地域教育―府県管理中学校の研究』吉川弘文館,2011年

                                                              • -

最近は論文も電子化されてることが多いし,本の購入は急ぎだとたいていネットからだったので,実際手に取って購入するということがなんだか新鮮に感じた。
読書の秋ということで,研究の合間にこれらの本から多くをインスパイア―されたいと思う。