Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

パリ滞在3日目(le 18 juin 2018)

6月のパリは朝晩少し寒いけれど、日中の気温は25℃ないくらいで、からっとしていて過ごしやすい。
日本の研究者は、たいてい大学の講義がない夏休みとか春休みにフランスを訪れることが多いと思うけれど、大学生や自分のようなフリーランス研究者には6月の滞在がおすすめだ。
さて、今日こそBNFの研究ルームへの潜入を試みる。
でも今日は月曜日なので14時にオープン。
なので、いつものようにどこかでランチをしてから行こうかな、と思い、BNF最寄りのケ・ドゥラ・ガール(Quai de la gare)駅の目の前にあるシェ・リリ・エ・マルセル(Chez LiLi et Marcel)に入ってみた↓。

本日のおすすめ(les plats du jour)の中のキッシュとサラダのプレートにしてみた↓。


キッシュでか!
そしてサーモンとチーズの塩味で自分にはちょっとしょっぱくて、バケットと一緒に食べるとおいしくいただけた。
食べ終わった頃には時間もちょうどよくて、いざBNFへ!
なんか、10年前と入り口とかも変わっちゃってて、セキュリティ対策とかも強化されている。
とりあえず、手荷物検査を終えて入ると右手に受付がある(地図、ちょっと影で見づらいけど)↓。

今日はまだ並んでないぞ、と思い、受付のマダムに日本から持ってきた証明書(BNFの様式でネットから取れる)を提示すると、「何これ?」と言われる(汗)。
「何って、証明書だけど…」と思ったら提示する場所が違ったみたいで、番号札を渡された(笑)。
その番号札を持って、ここ↓で待つように言われ、左側に少し写っている画面に自分の番号が出たら、受付開始(結構待っている人いた)。

番号が呼ばれて先ほどの証明書を提示すると、今度は「トレビアン」だって(よかったよかった)。
パスポートを提示したり、研究期間を伝えて、写真入りのカードを作ってもらった。
住所やメールアドレスも聞かれるので、英語表記の名刺を証明書に添付して渡すとスムーズだった。
そして先ほど「何これ」と言われたマダムのところで入場料(5日で20ユーロ)を支払って受付完了。
向かいにあるクローク的なところで貴重品や使うもの以外を預ける(バックや飲み物は持って入れない)↓。

貴重品や使うものは透明のケースに入れて持ち運ぶ(肩ひもがついてて、かつぐと「よし!」という気持ちになる)。
そして入り口で先ほど作ってもらったカードをかざして、いざ下の研究ルームへ!!
エスカレーターで降りて、またカードをかざすところがあるのだけれど、今度は通れず…
インフォメーションで「入れないんですけど…」と言うと、カードをデスクの機械に置くよう言われ、調べたい専門領域を聞かれたので答えると、これでオッケーらしい(フランスって、こういう次につながらない問題解決の仕方多いよね)。
今度は入り口でカードをかざして入れた(よかったよかった)。
降りるとこんな光景が広がる↓。

「そうそう、ここだった」と懐かしんだ後、言われた「N」の部屋に行った。
確か以前は、ネットで事前に席を予約して、その番号のところに座るんだった、と思い出し、もう一度インフォメーションへ戻る(笑)。
「すみません、席の取り方がわからないんですけど…」と言うと、「N」のどこでもいいと言われる(システム変わったのかな)。
席について昨日作成した文献目録に記載してある文献探し。
ちなみにパソコンは持って入れて、Wi-fiも飛んでいる。
閲覧席はこんなかんじ↓。

続く。。