あと数時間もすればフライトの時間である。
どうにか学会で配布するレジュメも読み上げ原稿も仕上がった。
あとは本番までみっちり読み込んで，時間内に収められるように練習するのみである。
日本からウィーンへは，途中オランダのアムステルダムでトランジットして，約15時間かかる。
時間逆戻り旅行なので，着くのは現地ウィーンの夜8時ごろ。
てっきり24日になると思い込んでいたので，24日はまるまる１日練習できることがわかり，なんだか気持ち的に余裕が持てた。
発表は25日の午後である。
それが終わればやっと学会発表から解放される。
いやぁ，国際学会での発表なんて聞こえはいいかもしれないけれど，準備がホントにしんどかった。しかもこんな努力も結局結果でしか判断されないかと思うと，なんだかなあ…。
数ヶ月前，ウィーンでの学会発表が決まったことを家族に報告すると，真っ先に「一緒に行っちゃおうかな」と母。
別にいいけど，学会に親が同行なんて聞いたことがない。
まあ，母の目当ては観光だし，ホテルや飛行機などの予約を全て任せられたことは，去年修論の資料収集のために１人でフランスに行った時のことを思うと大分助かった。
そんなわけで，どこに行くかなど，ちゃんと把握してないけれど，学会発表が終わったら，数日間は母が手配してくれた観光地を見てまわることができそうだ。
それまであと少しの辛抱。。
ところでウィーンの公用語はドイツ語だけど，大丈夫かな。。
