Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

腰痛

腰が痛すぎて座っていられず,仕事にならない。
最近特に寒くなってきたせいか,また腰痛をぶり返してしまった。
痛くないときに腹筋・背筋を鍛えておけばよかったのだけど,時既に遅し。
腰痛はなってしまったら安静にしていることしか対処法がないのだ。
腰痛暦はもうかれこれ10年くらい。
ぎっくり腰デビューを飾ったのは高3の夏である。
今思えば笑えるエピソードだけど,当の本人としては衝撃的なデビューだった。
昼休みに友人らとバレーの円陣をしている最中,ナイスレシーブを決めたつもりだったが,その日はそれ以降保健室に行ったきり戻らぬ人となってしまった。
受験生なのに2,3日学校を欠席し,復帰直後浴びせられた一言は,一同に「うける〜」だった。。
ぎっくり腰経験者の古典の先生が,ぎっくり腰になるとうがいすらろくに出来ないから歯を磨くのは一苦労,なんていう余計な体験談を授業中にみんなに疲労してくれていたものだから一躍クラスの笑い者となった。
2回目のぎっくり腰は,大学2年の春だった。
バイトに精を出す毎日で,疲労がたまっていたせいか,レジを担当している最中,ちょっと横にスライド運動をしただけでぎっくり腰になった。
レジにもたれかかりながらなんとか仕事は遂行したけれど,何かにつかまらないと立てない生まれたてのコジカになってしまった為,すぐにタクシーを呼んでもらって病院へ。
病院のベットで自分の体すら起せなくなってしまい,散々病院の看護婦さんたちを困らせた挙句,終いにはおしりに痛み止めの注射を一発。。
痛み止めは結構すぐに効いてくれて,それまでの状況が嘘だったかのようにすたすたと歩く事ができ,その姿にも看護婦さんたちは一同に驚いていたのを覚えている。
腰痛は外から見れば痛いのかなんてよく分からないからみんなやさしくしてくれない。
今となってはバリアフリーが進んだのでよかったけれど,当時は階段の上り下りや電車のゆれですらきつく,社会すらやさしくなかった。
2度も経験すると,ここからは無理をするとぎっくり腰になるというベテランの域に達する。
今はまだ腰痛のレベルだけど,まあそれも十分きついのだけど,ぎっくり腰だけは本当に生活できなくなるので気をつけようと思う。