Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

2011年の抱負

年をまたいでの1ヶ月以上ぶりの更新。
年末年始は一応原稿の締め切りもあり,忙しかったんだかゆっくりできたんだか,なんだかよくわからなかったけれど,気持ち的にはのんびりできたように思う。
この年末年始はテレビも結構見たし,本もじっくり読めた気がする。
いろいろなことに心動かされ,感じたことや考えたことを書き留めておきたい気持ちはあったのだけれど,最近どうも言葉にするのがめんどくさい,と思ってしまっていたように思う。
ここは初心に返って,“残すためではなく,気づくため”。
このブログを記そうと思ったときの目的を忘れず,言葉にすることで何かに気づく,いわゆる省察することをちゃんとめんどくさがらずにやろうと思う。
まぁ,気張らずマイペースでやっていけばいいとは思うけれど。。

さて,年明け1発目で書くことといったらやっぱり今年の抱負だろうか。
自らを改めたいことなんて本当にいっぱいあるし,理想をあげていったらきりがない。
いろんな具体的な数値目標は自分の心の奥底にひっそりしまって実行に移すのみ,ということにしよう。
ここであえて書くことではないのかもしれないけれど,そして常に思っていることではあるのだけれど,もし書初めなんかで今年の抱負を掲げよなんて言われようもんなら,おそらく「初心に返って,愚直に。」と書くだろう。
経験をつめばつむほど,いろんな「コツ」みたいなものがわかってきて,小手先でなんとかやってしまう,というかできてしまっている自分に気づく。
それはそれで効率よく仕事をこなしていく上で必要なことではあるのだろう。
だけど,本当にクリエイティブで成果をリアルに感じられるような仕事にたどりつくためには,学問に対する謙虚さと,粘り強く探求しようとする愚直さみたいなものはいつになっても持っていたい気がしていて,自分にはまだそれが必要というか,前より足りなくなってきているような気がしている今日この頃である。
効率よく「こなす」ことも一定程度必要な一方で,「これだけは」みたいなこだわりというか,遠回りでも非効率でも,それで自分が1番になれそうなことなら,焦らずちゃんと努力し続けようと思う。
自己満といわれようと,やっぱり自分が納得しながら進むことの方が,遠回りなようで実は近道な気がするから。
恥ずかしくないクウォリティのものさしは,常に自分の中で高めに設定していたいものである。
「初心に返って,愚直に。」
抽象的だけど,具体的なイメージは自分の中にある。
まぁ思っていてもできないことなんていっぱいあるけれど,とりあえず昨年の反省から,今年はそんな抱負にしたいと思う。