Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

年度末

今日で3月も終わり。今年度も終了。
ここ最近はずっと明日締め切り(消印有効)の投稿論文のことで頭がいっぱいだった。
ちょうど1年前,修論を書き上げてすぐに投稿した論文が『日本教行政学会年報』に掲載されることになって,嬉しいような不本意なような複雑な心境になった。
嬉しいと思えたのは,それが自身初のレフェリー付論文で,今まで応援してくれていた周りの人間がすごくよろこんでくれたこと。
不本意だと感じたのは,最後までがんばったものではあったけど,自分の中で納得のいく作品にはならなかったこと。
掲載されたのだからそれはそれでよかったけれど,結果がすべてなのだろうか。
自分がどう思うか,納得のいくものかどうか,さらには好きか嫌いかといった好みは,論文とは関係ない。
だけどやっぱり自分が納得のいくもの,書いてみてこういう研究が好きだと自分で思えるものを他人に認めてもらいたいとは思う。
今回なんとか書き上げられそうな論文は,昨年度投稿したものよりかはそういうものになっている気がしている。
学会誌に掲載されるとされないとでは大きな違いだから,一定程度「結果がすべて」といえるけど,ある程度の「自己満」もなければ続けられないのでは,と最近思ってきた。
とは言いつつも,結局「自己満」への道は遠い。
さらには博論への道はもっと遠い。
今回の論文も,大きな欠陥をなるべく目立たなくして,手堅いものに仕上がる予定。
まぁ,限界や課題がわかっていれば次に何をすればいいかがわかるし,次回作へのモチベーションにもなる。
こうやって一歩一歩やっていくしかなさそうだ。
そういうわけで,明日の今頃には今回の「欠陥論文」から一度は解放される。
あってないような春休みもあと少し。
髪も切りたいし,来年度に向けていろいろ準備したいと思う。