Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

バンクーバー五輪開幕

昨日はわざわざそのために早起きしてテレビ視聴。
楽しみにしていたバンクーバー五輪・女子モーグルの予選と決勝が行われた。
いつの間にか上村愛子の大ファンになっていて,前日からLiveで応援する気満々だった。
予選は5位で通過し,好位置につけていた。
素人目ながら,早い・高い・うまいは歴然とあらわれる競技だなぁと改めて思った。
決勝では最初2位につけるも,後続の選手に追い抜かれ,結果は4位。
またしてもメダルには手が届かなかったが,4大会連続でオリンピックに出場し,毎回順位を上げていくのはなかなかできることではないと思った。
彼女と母親との関係,夫である皆川賢太郎やコーチ・トレーナーらの支えなど,素直にいいなと思う。
また,彼女が17歳のときに初めて出場した長野五輪からバンクーバー五輪までの軌跡を見ていくと,彼女が競技者としても人間としても強くなっていき,それはなぜなのかということもなんとなくわかるので,非常に学ばされるところが多く魅力的だ。
4位という結果は十分立派だけど,メダルに手が届かなかったことは一ファンとしてすっごく悲しい。
彼女自身は力を出し切れたと感じているようだけど,見ている方からすればやっぱり彼女の強さや技術はあんなもんじゃないというのが正直なところ。
天候や雪の状態が悪かったこと,彼女以上に他の選手が調子をあげていたことなど,本人の実力以外のところで実力を阻害する要因があったなぁと,これまた素人目ながらオリンピックという場の「特別さ」みたいなものを感じた。
上村愛子自身,今後についてはゆっくり考えたいと語っているようだけど,4年後の彼女は34歳だけど,あきらめないで挑戦する姿をまだ見ていたいというのがファンの本音ではないだろうか。
そんなわけで,昨日は久しぶりにさわやかな感動を与えてもらった一日となった。