Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

小玉ゼミ合宿@逗子

きのうから今日にかけての一泊二日で,小玉重夫氏(専門は教育思想)のゼミの合宿のため,逗子に出かけた。
逗子へはこれまで一度も出かけたことがなかったため,ゼミ(お勉強)以外にもいろんなオプション(たとえばおいしいご飯とか)を楽しみにして行った。
東京から逗子へは,湘南新宿ラインで約1時間ほど。
宿泊先は逗子駅から徒歩15分弱ぐらいのところにあった。
さっそく合宿の幹事をしてくれたゼミ委員さんにお部屋へ案内される。
宿はなんとも趣のあるレトロな感じで,障子で仕切られた畳の部屋には懐かしの黒電話があったり,風呂・トイレがなくて共用だったり。。
ビジネスホテルのような部屋を一人一室用意される頭で来ていたので少々戸惑いを隠せなかったけど,まぁこれもこれでなかなかない経験。
女子5人のガールズ部屋で,なんだかテンションが上がる。
ゼミは14時過ぎにスタートした。
検討文献はハンナ・アレントの『暴力について―共和国の危機』(みすず書房,2000年)で,難解な本なこともありしっかり内容を理解するのにいっぱいいっぱいだった。
夕方には休憩がてら海を散策。夕日をバックに記念撮影をし,戻ってはもう一ラウンド。
ご飯もお刺身などがおいしかったし,その後の懇親会もこたつにビールで冬の贅沢を満喫した。
二日目の今日は自分の発表も無事終了し,帰りの電車では爆睡だった。
発表に関しては先生や先輩から課題としていた点に関していくつか指摘をいただいたけれど,結構時間をかけてがんばって準備をした甲斐があり,今後ちゃんと論文にしてどこかに投稿してみようと思えた。
こうして1月の山を一乗り越えしたのもつかの間,今度は2週間後に締め切りが迫る「研究室紀要」への投稿論文と次のゼミ発表のことを考えなくてはならない。
眠かったけれどここが踏ん張りどころだと思い,仕方なくそのまま研究室へ。
「研究室紀要」への投稿論文は是非書いてみたいと思う一方で,どうしてもこのタイミングでなければならないというわけでもなく,来年度にまわすのもありかななんて思ってみたり。
「書けたら…」なんて思っていたら絶対書けないし,どうしよう。
全く時間に余裕はないけれど,この三連休までに書くかやめるか決断しようと思う。
書くのをやめたところでゼミ発表の準備があるので,いずれにせよやらなければならないことは尽きないものである。