Agenda de tous les jours

残すためではなく気づくため。自身の省察のためのブログです。

パリ滞在7日目(le 22 juin 2018)

昨晩、「音楽の日」で出歩いたせいか、今朝は若干グロッキー…
そろそろ滞在疲れも出てくる頃だし、もう年だし(トホホ 笑)。
そういえば、昨日の朝、こんな詐欺にあった!!
駅で切符を購入しようと並んでいたら、中学生くらいの女の子が「こっち来て」と言って別の券売機に案内してくれた。
先週の土曜日にパリに着いて、パリに来るといつもそうしているから今回もなんとなく、「PARIS VISITE」の5日券(38.35ユーロ)を購入した。
よくよく考えたら、パリ市内しか移動しないし、移動はほとんどメトロなので、かなり割高だと気付き、今度は「CARNET」という10回分の回数券を買おうと思っていた。
その女の子は、「PARIS VISITE」の5日券を購入するといいと薦めてきたけれど、上記により、「10回分の回数券を買いたい」と言った。
その女の子が券売機の操作も全部やってくれて、こちらがお金を投入しようとしたら、その券売機は「NAVIGO」という、日本でいうPasumoSuicaのようなお金をチャージして使うカードしか入らないという(確かにそうだった)。
結局、その女の子が持っていた「NAVIGO」を使って買ってくれたので、その子に10回分の回数券の代金14.90ユーロを支払った。
手持ちの小銭がなかったので20ユーロ札を渡してお釣りをもらおうとしたら、その子もお釣りの小銭がなく、そこに別の女の子が登場。
「5ユーロでいいよ」と言ってお釣りをもらい、10セントはいろいろ操作をやってくれたチップとしてあげた。
その時、なんとなくその女の子は笑みを浮かべたのだけれど、「10セントでももらったらうれしいのか」ぐらいにしかその時は思わなかった。
そして、観光客の多いパリだから、「こういうボランティアもあるのかな」ぐらいにその時は思っていた。
ところが、その10回分の回数券「CARNET」(だと思っていたもの)を使っていたのだけれど、BNFから帰る時、つまり3回目に改札を通ろうとした時、改札がその「CARNET」を受け付けず、通れない。
駅員さんに聞こうと思ったけれど、夜の8時近かったので、すでに窓口は閉まっていた。
仕方なく、普通に1回券を購入し、ホテルに帰る。
荷物を置いて、再びメトロに乗りたいけれど、やっぱりその「CARNET」では通れず、仕方なく、新たに10回分の回数券を今度は自力で購入。
すると!!
ここでようやく詐欺にあったことに気が付く(遅っ)。
10回分の回数券は1回分の回数券がちゃんと10枚のもので、朝、女の子に手伝ってもらって買ったものは全く別のものだった。
「何買わされた!?」と思い、よくよく見てみると↓、「carnet tarif reduit」(料金割引回数券)と書いてある。

駅の窓口でこれは何なのか確認すると↓、4歳〜10歳用の子ども用回数券(7.45ユーロ)。

だとしたらなぜ1枚で2回乗れた!?
ていうか、10回分の回数券なのに、1枚でおかしいと思わなかったし…
その子が操作していた券売機の画面はちゃんと見ていたので間違いないはずで、じゃあ、どこかでこれにすり替えて渡されたのだろう。
女の子に支払った代金(15ユーロ)−2回分の切符代(約4ユーロ)=大体11ユーロ(日本円にして1500円弱)の詐欺被害。
ということで、上記の女の子の笑みは悪い顔だった…
優しいボランティアかと思っていた女の子は、実はワルの詐欺師。
まぁ騙される方も悪いけれど、それにしても巧妙!!
「フランスの市民性教育はどうなっているんだっ」と思った出来事でした(ちゃんちゃん)。
パリに行った際は、こういうこともあるので要注意。
さてさて、今日はBNFでの研究最終日。
気合い入れなおして、乗り切るゾっ!!